補修工事
鉄骨補修塗装工事
工事のポイント
バットレス鉄骨は竣工以来6年間メンテナンスがなされていなかったため、6年目を契機に4本あるバットレス鉄骨全てを200mロープを使用して調査し、特殊塗膜が部分的に剥離している状態を数百箇所確認。特殊塗膜とは溶射皮膜のことで、塗料や金属を加熱により溶融若しくは軟化させ(=溶)、微粒子状にして加速し、被覆対象物表面に衝突させて(=射)、扁平に潰れた粒子を凝固・堆積させることで皮膜を形成するコーティング技術の一つ。
溶射は大掛かりな装備・機械類を必要とし、ブランコでは携帯できないため、ここではエポキシ塗料による下塗・中塗(大日本塗料エポオール・エポニックス)の後、フッ素樹脂塗料(大日本塗料Vフロン)による上塗塗装をして補修工事を施工した。